壁を使った三角蹴り

【方法】

壁に向かって斜めにジャンプし、壁に当たったところで反動を使って跳ね返る。空中でもキックを出せる。

結果:壁を蹴るように反対方向へ飛び、敵の頭上を越えたり、離れた位置から飛びげりを当てたりできる。

敵に追い詰められたときの脱出にも使えます。ただし、跳ね返った先に敵がいると、そのまま攻撃を受けてしまいます。

敵の飛び道具を攻撃で打ち消す

【方法】

タオの火の玉、チンの分銅つきの鎖、ランの手裏剣を、パンチやキックで打ち返す。

結果:飛び道具が消えて、1つにつき100点が入る。

鎖は見えにくいうえ、打ち消しに失敗すると、戻ってきた鎖に背中を打たれます。また、周回が進むとタオは火の玉を連発してくるようになります。

敵の間合いに合わせて攻撃を使い分ける

【方法】

ワンには下段キック、タオには上段キック、チンにはしゃがみパンチ、ランには中段パンチを軸に攻める。

結果:敵の弱点を突きやすくなり、被弾を減らしながら倒せる。

ワンは棒で叩くときに前へ踏み出すので、そこへ下段キックを合わせると当たりやすいといわれています。タオは上段パンチのリーチが短いので、こちらの上段キックが届きます。チンは足元が弱く、ランは体が細いため、リーチの長いキックだとはみ出して空振りしやすい、という紹介もあります。

ウーは滑空に飛びげりを合わせる

【方法】

最後の敵ウーが低空を滑ってきたところで、タイミングよく飛びげりを出す。

結果:近づきにくいウーに、うまくダメージを与えられる。

タイミングはかなりシビアです。ウーは低空でローキックを連発してくるので、無理に近づかず、滑空を待つのが基本とされています。

追い込んでから、すり抜けて背後を取る

【方法】

敵を画面の端へ追い込み、ジャンプして敵を飛び越える(またはすり抜ける)。反対側に着地したところで足払いなどを出す。

結果:敵の背後から攻撃でき、反撃されにくい。

当たらない位置で攻撃を連打すると、すきができて反撃を受けます。攻撃の判定は体の前半分あたりにあり、近づきすぎて相手の背中側にはみ出すと当たらない、という指摘もあります。

ボーナスステージで全部壊す

【方法】

3人目のチンを倒すと始まるボーナスステージで、左右から飛んでくるセンス(扇)とカタナを、パンチやキックで壊す。

結果:すべて壊すと、5000点のボーナスが入る。

センスとカタナは1つにつき200点とされています。途中で当たってもステージが終わるだけで、残機は減りません。得点の細かい数字は1つの資料のみの情報で、ほかでは確認できませんでした。

知っておきたい補足

●ファミコン版には、必殺技や防御の操作がありません。敵に攻撃が当たると大きくのけぞるので、連続技は決まりにくく、1回ずつ確実に当てていくゲームです。

●ネットで見かける「16種類の技」「11人の敵」はアーケード版の話です。ファミコン版は技が7種類で、敵は5人です。アーケード版と混ざらないよう、気をつけてください。

●5人を倒すとステージの色が変わり、同じ流れがくり返されます。周回するほど敵は強くなります。

●残機は、30000点と100000点で増えるという紹介があります(1つの資料のみ)。

※2人プレイについては、資料により食い違いがあります。ファミコン版は1人用で、2人での対戦はできないとする記事がある一方、1〜2人用と記載しているデータもあります。

コラム:アーケードの移植ではなかったファミコン版

アーケード版『イー・アル・カンフー』は、1984年に登場したコナミの格闘アクションです。ブルース・リーの映画に影響を受けた作品で、先行するデータイーストの『空手道』とは違い、体力ゲージで勝敗を決める仕組みを取り入れたことで知られます。

ファミコン版は、1985年4月22日の発売です。アーケード版の移植と紹介されることも多いのですが、MSX版をベースに作り直したものだとする資料があります。主人公の名前もアーケード版のウーロンではなく、リーになっています。

敵は11人から5人に減り、技の数も減っています。これはカートリッジの容量の制約による変更だと説明されています。同じ年にコナミがファミコンで出した初期のソフトで、『南極大冒険』と並ぶ作品でした。

ROMの先頭には、「RC802」という型番に続けて、1.2版は「850325」、1.4版は「850430」と、バージョンとビルド日(1985年3月25日、4月30日)が書き込まれていることが知られています。

その後、バーチャルコンソールでも配信されました。Wii版は2008年、3DS版は2013年、Wii U版は2014年9月17日です。