裏技の早見表

裏技入力得られる効果
コンティニューゲームオーバー後のタイトルで、十字キーのどれか+RUNやられた面の冒頭から再開
2周目スタートゲームオーバー後のタイトルで、↑+Ⅰ+Ⅱ+RUN2周目から開始
デバッグモードタイトルでSELECT+↑のあと、↑×3→×6↓×2←×2(初期版)ステージ選択・無敵・残機の変更
トレースモードゲームオーバー後、タイトルのデモを待つ直前の自分のプレイがデモとして流れる
デカパンチ/百烈拳ボス戦で連続被弾の直後にパンチを当てる威力の高い必殺パンチが発動
防御ボス戦で敵のパンチにⅠ、キックにⅡ相手の攻撃を受け止められる

コンティニュー(やられた面から再挑戦)

【入力方法】

ゲームオーバーでタイトル画面に戻ったら、十字キーの上下左右いずれか1方向を押したままRUNボタンを押す。

効果:ゲームオーバーになった面の最初からプレイをやり直せます。

本作はふだんなら1回ゲームオーバーになった時点で終わりです。この隠しコマンドが、実質的なコンティニュー機能の役目を果たします。

なお、海外版『China Warrior』向けの情報には、Ⅰ+Ⅱ+(→または↓)を押しながらRUNという入力が載っており「最大3回まで続けられる」との説明も見られます。ただし確認できたのは1つの資料だけなので、日本版でうまくいかないときの予備として覚えておく程度にしてください。

2周目から始める

【入力方法】

どの面でもよいので一度ゲームオーバーになり、タイトル画面で「↑+Ⅰボタン+Ⅱボタン」を押したまま、RUNボタンを押す。

効果:1周目を飛ばして2周目からゲームが始まります。

本作は全3周の構成です。2周目以降の難しさを先に体験したいときに便利です。海外の資料には「↑+SELECT+Ⅰ+Ⅱ+RUN」とSELECTを加えた表記もありますが、国内の複数の資料では上記の入力が紹介されています。

デバッグモード(ステージ選択・無敵・残機変更)

【入力方法(国内資料に多い簡略版)】

タイトル画面でSELECTボタンを押しながら↑を1回押す。SELECTを離して、↑を3回、→を6回、↓を2回、←を2回入力する。

効果:設定画面が開き、ステージの選択や、自分・ボスの無敵、残機数の変更ができます。

PCエンジン実機では、次の手順で成功したという報告もあります。

  1. プレイ中にRUNでポーズをかけ、そのままSELECTも押してリセットする
  2. 両方のボタンを押したまま、タイトル画面が出るのを待つ
  3. タイトルが出たらRUNだけ離し、↑を1回押す
  4. SELECTを離し、↑×3、→×6、↓×2、←×2を入力する

設定画面で変えられる項目は次のとおりです。

項目内容
STAGEステージ(面)の指定
SCENEシーン(面の中の区切り)の指定
PLAYER自キャラを無敵にする
ENEMYボスを無敵にする
LEFT残機数の設定

PCエンジン miniの場合:ゲーム選択画面から『THE 功夫』を起動するときにSELECTを押し続け、タイトルが出たらSELECT+↑。そのあとSELECTを離して、同じコマンドを入力します。

注意点が2つあります。ひとつは、この裏技が「初期バージョンのHuカードでのみ有効」とされている点です(後期版では出ない可能性があります)。もうひとつは、最後の←の回数が資料によって2回と3回に分かれている点です。国内の古い資料は3回、海外の資料や近年の資料は2回と書いているので、出ないときは両方試してみてください。

トレースモード(自分のプレイがデモになる)

【やり方】

好きなようにプレイしてわざとゲームオーバーになり、タイトル画面からデモ映像が始まるのを待つ。

効果:デモ画面で、直前に自分が遊んだプレイがそのまま再生されます。

入力は要らず、待つだけで見られます。自分の動きを客観的に見直せるので、障害物の処理が苦手な面の研究にも使えます。

必殺パンチ「デカパンチ」「百烈拳」

【出し方】

ボス戦で、相手の攻撃を連続で2発受けた直後にパンチを当てるとデカパンチ、連続で3発受けた直後にパンチを当てると百烈拳になる。

効果:デカパンチは巨大な拳で殴りつける技で、パワー3つ分のダメージ。百烈拳はパンチの連打で、パワー4つ分以上のダメージ(間合いで変わります)を与えます。

ピンチのときほど強い技が出る、いわば逆転用の仕組みです。資料によっては百烈拳が「あたたパンチ」「あたたアタック」と書かれていますが、同じ技を指しているとみられます。

海外のレビューでは、発動のタイミングが読みにくく、狙って出せないという指摘もあります。狙って使うというより、被弾が続いたときのボーナスと考えておくのが無難です。

ボス戦で攻撃を防御する

【やり方】

ボスがパンチを繰り出してきたらⅠボタン、キックを出してきたらⅡボタンを押す。

効果:相手の攻撃を受け止めて、ダメージを防げます。

タイミングがかなりシビアです。一方で、ゲームレビューの中には防御手段そのものがないと書いたものもあり、成功しても安定しないという指摘もあります。実戦で頼り切るのは避けて、間合いの取り方で戦うのが基本です。

3周クリアで「GIVE UP!」

【条件】

ゲームを3周連続でクリアする。

結末:画面に「GIVE UP!」と表示されてゲームが終わります。

「もう降参、これ以上は遊べません」という開発側の遊び心とも受け取れる演出です。ちなみに、4周で強制終了とする個人ブログもありますが、複数の資料が3周としているため、ここでは3周を採用しています。

裏技ではないけれど役立つ攻略のコツ

  • 止まって迎え撃てる:放っておくと主人公は前へ進み続けますが、しゃがんでいる間やパンチを連打している間は、その場にとどまれます。
  • 烏龍茶を蹴って回復:飛んでくる烏龍茶を蹴り落とすと体力が戻ります。パワーは最大値を超えて貯められ、11個以上になるとゲージが金色に変わります。
  • 障害物は避けるより壊す:飛来物のなかには、撃破すると体力が回復するものがあります。回復の機会を増やすためにも、できるだけ撃ち落とすのがおすすめです。
  • 高さで技を使い分ける:頭の高さを飛ぶ火の玉や鳥の群れは、通常のパンチでは落とせません。真上へのジャンプキックで対処します。
  • 雑魚兵は色で見分ける:赤い服の兵はパンチ3発が必要で、緑の服の兵はいったんしゃがんでタイミングをずらしてきます。
  • ボーナスステージは満点を狙う:ヌンチャクで壺を割る場面(最終面を除く)で、ゲージが「MAX」のときにボタンを押すと、得点に加えて体力も回復します(パワー1〜10個分)。「MIN」付近だと終了しますが、ミスにはなりません。
  • ボスは早く倒すほど高得点:ボスのBGMが1ループする前に倒すと2万点、それ以降は1万点です。
  • 最終ボスは回復を許さない:星厳呉は酒を飲んで体力を戻してきます。飲む隙を与えない攻め方が必要です。
  • miniなら中断セーブが強い:パターンを覚えるゲームなので、ボス戦の直前で中断セーブを使い、その場面だけ繰り返し練習すると上達が早まります。

登場するボス一覧(全12人)

各ステージの最後には、3人ずつのボスが待ち構えています。1周で合計12人と戦う計算です。

面ボス名特徴
1-1陳 大家(チン タージャ)迷彩ズボンを履いた禿頭の大男
1-2郭 良遠(クー リャンエン)同じく大男で、怪力が持ち味
1-3星 観(シン クワアン)岩も砕く頭突きの使い手
2-1娘 娘(ニャン ニャン)青い服の女性拳士。回転しながら攻撃
2-2呉 遠龍(ウー イエンロン)主人公の色違い。足技が得意
2-3揚 清華(ヤン チンフア)橙色の服の女性拳士
3-1李 欧扇(リー オーホー)青い服の長髪の青年
3-2洪 小良(ホン シャンリャン)主人公の色違い。黒豹拳の使い手
3-3清 沙羅(チン シャーリャー)赤紫の服の青年。三本突きが得意
4-1飲 烏龍(ヤム ウーロン)主人公の色違い。白蓮紅拳の使い手
4-2沙羅李曼(サラリーマン)金髪の青年。動きが非常に速い
4-3星 厳呉(シー ゲンゴ)最終ボス。酒で体力を回復する老人

さらに知っておくと役立つ情報

  • ゲームは全4ステージで、各ステージが3つのシーンに分かれています。シーンごとに、敵や障害物が襲ってくる道中と、ボスと1対1で戦う画面で構成されています。
  • 海外版のタイトルは『China Warrior』。英語圏の裏技情報は、このタイトルで探すと見つかります。
  • Wii・ニンテンドー3DS・Wii Uのバーチャルコンソールや、PS3/PSP向けのゲームアーカイブスなど、さまざまな機種で配信されました。2020年発売のPCエンジン miniにも収録されています。
  • 移植版や配信版で、上記の隠しコマンドがすべて再現されるかは、確認が取れていないものも多いです。PCエンジン mini (HTG-008)ではデバッグモードが入力できたとの情報があります。
  • 海外の掲示板には「2周連続でノーゲームオーバーでクリアすると本当のエンディングが見られる」という書き込みがありました。ただし、国内の資料では裏づけが見つからないためあくまで未確認の情報です。

コラム:ローンチに間に合わなかった『THE 功夫』

PCエンジンの発売と同時に登場したソフトは『上海』と『ビックリマンワールド』の2本でした。『THE 功夫』も本来は同時発売の予定でしたが、発売直前にバグが見つかり、延期になっています。実際に店頭へ並んだのは本体発売から約1か月後の11月21日です。

そのため、箱のボリュームナンバーは当初の予定どおり「Vol.1」のままです。ローンチを逃したのに最初の番号を名乗るという、ちょっと不思議な立ち位置のソフトになりました。

評価は分かれがちで、雑誌『PC Engine FAN』の読者投票では30点満点中16.68点(1993年時点で485本中474位)という厳しい結果でした。一方で、同誌のカタログ特集では、敵を殴り倒す爽快感やストレス解消になる点を評価する記述もあります。パターンを覚えれば、リズムに乗って遊べる一面もあるゲームです。